法テラスとは

皆様、こんにちは。

司法書士の北村でございます。

 

本日は、法テラスについて記載したいと思います。

 

法テラスとは

法テラスとは経済的に余裕がない人が弁護士や司法書士の支援を受けられるように無料相談を提供するとともに弁護士や司法書士の報酬を立て替えてもらえる機関です。

 

法テラスの業務としては、「情報提供業務」、「民事法律扶助業務」、「国選弁護」、「犯罪者支援」、「司法過疎対策業務」があります。

ここでは、民事法律扶助業務について記載したいと思います。

 

民事法律扶助業務

民事法律扶助業務とは、民事裁判手続き等自己の権利を実現するための準備及び追行に必要な費用を支払う費用がない国民等に対して弁護士や司法書士の報酬を立て替えてもらえる制度です。

 

民事法律扶助業務は、「法律相談援助」、「代理援助」、「書類作成援助」があります。

 

法律相談援助

法律相談援助は、弁護士、司法書士による無料法律相談を受けることができる制度です。なお、司法書士による法律相談には、140万円以下の民事に関する事案のみです。法律相談の内訳は弁護士が98.4%、司法書士の利用が1.5%となっており圧倒的に弁護士の利用が多いです。

 

代理援助

民事裁判や和解交渉等において弁護士、司法書が代理人になった場合の報酬を立て替える制度です。代理援助の内訳は弁護士が98.7%、司法書士の利用が1.3%となっており圧倒的に弁護士の利用が多いです。

 

 

書類作成援助

裁判所に提出する書類の作成を司法書士又は弁護士に依頼した場合の報酬を立て替える制度です。書類作成援助の内訳は弁護士が1.8%、司法書士の利用が98.2%となっており圧倒的に司法書士の利用が多いです。

 

書類作成援助に適した案件

書類作成援助に適した案件は主に以下のとおりです。

・自己破産

・個人再生

・成年後見

・相続放棄

 

これらの案件は書面審理で完結するため代理するまでもなく書類作成でほとんどが事足りますので、書類作成に適した案件かと思います。代理との主な違いは債権者等との交渉を弁護士等に任せられるかどうかですが、これらの案件では債権者等と交渉することはほとんどありませんので、書類作成のみで十分な恩恵を受けることができるかと思います。

また、立替金の額も書類作成援助のほうが大幅に安いのでこれらの案件の場合は、書類作成援助を選択したほうが良いと思います。

自己破産を代理援助で申し込んだ場合の費用(1社~10社まで)

実費:2万3000円

着手金:13万2000円

自己破産を書類作成援助で申し込んだ場合の費用(1社~20社まで)

実費:1万7000円

着手金:8万8000円

 

民事法律扶助援助要件

①申し込書が「資力基準」に定める資力以下であること

②勝訴の見込みがないとはいえないこと

③民事法律扶助の趣旨に適すること

 

収入要件は以下の通りです。

人数

手取月収額

家賃、住宅ローンを負担している場合に加算できる限度額

1人

18万2000円以下

4万1000円以下

2人

25万1000円以下

5万3000円以下

3人

27万2000円以下

6万6000円以下

4人

29万9000円以下

7万1000円以下

資力要件

人数

資産合計額の基準

1人

180万円以下

2人

250万円以下

3人

270万円以下

4人以上

300万円以下

 

 

償還免除について

民事法律扶助制度は基本的には弁護士、司法書士等の報酬を立て替える制度です。従って法テラスが立て替えた費用は返還する必要がございます。しかしながら返還が困難な方に向けて償還免除制度がございます。その要件は以下のとおりです。

・生活保護受給者

・生活保護受給者に準ずる程度に生活が困難である者

 

 

法テラス利用の具体的な条件等はお気軽にご相談いただければと存じます。

 

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

 

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