公正証書遺言と自筆証書遺言どちらを選んだほうがよいか

皆様、こんにちは。

司法書士の北村でございます。

 

本日は公正証書遺言と自筆証書遺言どちらを選んだほうがよいかについいて記載したいと思います。

自筆証書遺言は簡便に作成できる一方、相続手続きをする際は家庭裁判所での検認が必要になる等問題がございました。この問題を解決するため、法務局に預かってもらえる制度ができました。これにより、家庭裁判所での検認が不要となり、自筆証書遺言が使いやすくなったように思えます。公正証書遺言と自筆証書遺言どちらがよいか悩まれる方も多いかと存じます。個人的な考えですが、法務局での保管制度ができたとしても公正証書遺言をお勧めいたします。

 

公正証書遺言をお勧めする理由

1.相続手続きが簡便

公正証書遺言をお勧めする最大の理由は、相続時に手続きが簡単なためです。法務局での自筆証書遺言保管制度ができて家庭裁判所での検認作業が不要となりましたが、法務局での手続きが意外に面倒です。

相続人が手続きするには、法定相続証明情報を添付できないときには被相続人(故人)の出生から死亡までの戸籍を添付する必要があります。(そもそも法定相続証明情報を作成するには、被相続人(故人)の出生から死亡までの戸籍を添付する必要があるのでいずれにしても全ての戸籍を添付する必要があります。)

そもそも遺言作成のメリットとして、例えば在日外国人や帰化した方のように出生から死亡までの戸籍添付が困難な方がスムーズに財産を承継することができる点にあります。

被相続人の出生から死亡までの戸籍添付が必要な法務局での自筆証書遺言保管制度ではそのような遺言作成のメリットがありません。

一方、公正証書遺言の場合は、①相続人本人の身分証明書②被相続人の死亡証明書③被相続人と相続人の関係が記された証明書程度で足ります。

よって、相続時の手続きの簡便さから、遺言を作成するなら公正証書遺言のほうがお勧めです。

 

2.法律上問題ない遺言が作成される

公正証書遺言をお勧めするもう一つの理由として、法律のプロである公証人が遺言を作成していただけるため、問題ない遺言ができます。遺言は形式要件が定められており、その要件を満たさなければ無効になります。自筆証書遺言を作成されてもこの形式上の要件を満たしていない遺言書もそれなりにあり、せっかく遺言を作っても無効となる例も多くあります。法務局では、遺言作成の方法、内容については一切関与いたしません。その意味でもせっかく遺言を作成するならば、公正証書遺言がお勧めです。

 

 

まとめ

公正証書遺言と自筆証書遺言ですが、それぞれメリット、デメリットがあります。

個人的な意見ですが、せっかく遺言を作成するならば、公証人が関与する公正証書遺言がお勧めいたします。

いろいろとお悩みになられる方も多いかと思いますが、どのような些細なご質問でも真摯に対応いたしますので、ご不明な点、不安な点がございましたら、何なりとお問合せいただければと存じます。

無料相談ご予約・お問い合わせ

 

ページの上部へ戻る

トップへ戻る

0789559063電話番号リンク 問い合わせバナー